NEW JAPAN 10.8 新日東京ドームで健介復帰決定!
米国でバーリ・トゥードデビューを果たした健介が激白。





4・9大阪ドーム大会で橋本真也(36歳 ゼロワン)に失神KO負けして以来、連続欠場で音信不通になっていた新日本プロレスの元エース・佐々木健介が10月8日の東京ドーム大会で復帰することが決まった。9日に新日本事務所へ健介が数日前に米国から帰国していたことを自ら電話報告を入れ、東京ドーム大会の参戦を了承したとのこと。
健介は橋本戦での失神KO負け以来、出直しの海外総合格闘技修行を敢行。4月下旬に渡米し、アリゾナ州ツーソンにあるドン・フライの道場を起点に世界中でレスリング、ボクシング、柔術、キックボクシングなどの修練を積んできた。そして、何と健介は米国のノールール系大会において秒殺で総合格闘技デビューを果たしていた!健介は8月18日に米コロラド州で行われたバーリトゥードの大会「グラジエーター・チャレンジ」に出場。相手は身長192センチ、体重120キロのダン・チェイスという大型の米国柔術家を相手にタックルで先制攻撃。直後、チェイスに下からギロチンチョークを掛けられたが、強引に脱出し、マウントパンチの乱打。最後は、腕決めケサ固めで撃破。わずか36秒、衝撃的な総合格闘家デビューだったという。セコンドについたフライによるとトレードマークだった髪の毛も切ってスキンヘッドになり、1日6時間の猛練習で目つきも鋭くなったという。必殺の左フックを身につけ、スパーリングでフライの右奥歯を叩き折ったという。9月24日のPRIDE16(大阪城ホール)に初出撃するフライは「今の健介ならPRIDEのリングでも十分通用する。新日本が許せば、将来的には2人でPRIDEに出撃したい」と太鼓判を押した。

  健介は9月11日、テレビ朝日「トゥナイト2」(テレビ朝日系・24時15分〜)に緊急生出演し、半年間の状況や、新日本に出場を承諾した10・8東京ドームの対戦相手などについて言及する。正式な対戦相手はまだ未定だが、藤波社長は「やりたい選手とのカードを組んであげたい」と全面支援を約束。そのテレビ生出演の健介の言葉を聞いてから検討すると言う。10・8では総合格闘技戦に挑むことが濃厚だが、橋本へのリベンジは、橋本が拒否したため可能性は低い。PRIDE・GP王者のマーク・コールマン、"PRIDEの番人"ゲーリー・グッドリッジとのバーリトゥード戦なども有力。小川直也との対戦が流れれば、IWGP王者・藤田和之へのタイトル挑戦の可能性も考えられる。