UFC 9.28 UFC33 試合結果速報 ラスベガス大会
L.ヘビー級王者オーティス判定で防衛。修斗・受太郎KO激勝!




9月28日にエンターテインメントの世界的メッカ・米国のラスベガスで開催されるノールールの老舗 UFC33 "Victory" LV大会。ルールをより安全かつ残虐性の少ないものへと変えることにより遂にネバダ州のアスレチックコミッションからラスベガス大会開催の許可が下り、このエンタメの聖地ラスベガスへ記念すべき進出を果たした。総合格闘技がアメリカ全土、そして世界的にスポーツイベント、興行、エンターテインメントとして認知されるには絶好の舞台だ。このマンダレイベイ・ホテルで開催された大会のチケットは完売したいう。

この記念すべきラスベガス大会でUFCライトヘビー級王者ティト・オーティスが判定ながら4度目の王座防衛に成功した。試合前の宣告のように秒殺はできなかったが安定王者ぶりを発揮し、フランク・シャムロックの防衛最多記録にならんだ。一時期天狗になっていたティトは試合でフランクに敗れたことによって改心し、それ以後フランクとも交流をもつようになったという経緯がある。「今の自分があるのはフランクが気づかせてくれたおかげ」というティトは「次も防衛してフランクを超えたい」と抱負を語った。

日本でお馴染みチャック・リデルは柔術の強豪ムリーロ・ブスタマンチを判定で破るという勢い。デイブ・メネーも判定勝利。

そんな判定勝利が多いなか、唯一の日本人参加選手だった修斗の中尾受太郎はトニー・デ・スーザに左ストレートを決め、KO激勝!大会に花を添えた。KOされた選手は心配だがこのジャンルの人気が上がり、メジャーになっていくにはKOシーンは必要不可欠な要素とも言えるかもしれない。

次回のUFC34が11月2日にラスベガスのMGMグランドホテルで行われることが発表された。メインはUFCヘビー級王者ランディ・クートゥアがペドロ・ヒーゾの挑戦を受けるタイトルマッチ。そして、UFCウエルター級王者カーロス・ニュートンにアンデウソン・シウバが挑戦するタイトルマッチも行われる予定。




UFC 33 "Victory" in Vegas  マンダレイベイ・ホテル大会結果速報 
 
〇勝者(右側)   X敗者(左側)

Light Heavyweight Championship Title
〇 Tito Ortiz (Champion) vs Vladimir Matyushenko (Challenger)  X
           判定 3−0

Lightweight Championship Title
〇 Jens Pulver (Champion) vs Dennis Hallman (Challenger)   X
           判定 3−0

Middleweight Championship Title
〇 Dave Menne vs Gil Castillo   X
      判定 3−0

Light Heavyweight Bout
〇 Chuck Liddell vs Murilo Bustamante  X
      判定 3−0

Welterweight Preliminary Bout
〇 Matt Serra vs Yves Edwards  X
    判定 3−0

Welterweight Preliminary Bout
〇  Jutaro Nakao vs Tony DeSouza  X 
2R 0分15秒 TKO(左ストレート)

Middleweight Preliminary Bout
〇  Ricardo Almeida vs Eugene Jackson  X
1R 4分6秒 タップアウト(三角締め)

Lightweight Preliminary Bout
〇  Din Thomas vs Fabiano Iha  X
     判定 3−0