PRIDE JUDO K-1 RINGS
8.10 PRIDE GP 2003 田村、桜庭共に散る。クロコップ、エメリヤーエンコ、ノゲイラのヘビー3強揃い踏みで勝利!


一言で言えば贅沢な大会。ミドル級のグランプリトーナメントに加えミルコ・クロコップ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのヘビー級3強が元祖「北の最終兵器」ボブチャンチン、「プライドの番人」グッドリッジ、元UFCヘビー級王者ロドリゲスをそれぞれ迎え撃つというオールスター戦。次期ヘビー級タイトルマッチを争うであろうヒョードルとクロコップは圧勝、復帰戦のノゲイラも体重の重い元UFCチャンプを判定で制した。ミドル級トーナメントでは「Uの最後の砦」田村が新ホープの吉田をパンチとキックで追い詰めたが、吉田の必殺「袖車」で無念のタップ。桜庭も3度目の正直ならず、シウバに完全KOで敗れてしまった。ある意味全体的に順当な結果に終わったとも言えるがカリスマ性を持った田村や桜庭が勝てなくなってきた今、将来的にヘビー級に戻る予定の吉田に日本のミドル級を背負ってもらうわけには行かず、田村、桜庭、小路、松井らの奮起を期待すると同時にミドル級の新たなホープの誕生が望まれる。




第1試合 1R10分、2R/3Rは5分
ロシア ロシアン・トップチーム所属
現ヘビー級王者
1R 1分09秒 トリニダード・トバゴ フリー
エメリヤーエンコ・ヒョードル
TKO

パンチ・キック連打
ゲーリー・グッドリッジ



第2試合 GP1回戦 1R10分、2R/3Rは5分
米国 ピット・ファイトチーム
1R 3分09秒 オランダ ゴールデン・グローリー所属
チャック・リデル
KO

パンチ
アリスター・オーフレイム



第3試合 GP1回戦 1R10分、2R/3Rは5分
米国 チーム・オオヤマ所属
3R終了時 ブラジル ブラジリアン・トップチーム
クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン
判定

2−1
ムリーロ・ブスタマンチ



第4試合 1R10分、2R/3Rは5分
ブラジル ブラジリアン・トップチーム所属
3R終了時 米国 チーム・パニッシュメント所属
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
判定

3−0
リコ・ロドリゲス



第5試合 1R10分、2R/3Rは5分
クロアチア クロコップ・スクワッド所属
1R 1分29秒 ウクライナ フリー
ミルコ・クロコップ
KO

左ハイキック
イゴール・ボブチャンチン



第6試合 GP1回戦 1R10分、2R/3Rは5分
日本 吉田道場所属
1R 5分06秒 日本 U-FILE CAMP所属
吉田 秀彦
タップアウト

袖車
田村 潔司



第7試合 GP1回戦 1R10分、2R/3Rは5分
ブラジル シュート・ボクセ・アカデミー所属
1R 5分01秒 日本 高田道場所属
ヴァンダレイ・シウバ
KO

パンチ
桜庭 和志